▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】2026ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート女子1000メートルで金メダルに輝いたオランダのユッタ・レールダムが試合本番で着用したレーシングスーツが、およそ3億3000万ウォン(約3500万円)で落札された。

【写真】スポーツブラ露出で話題 「氷の女王」レールダムのレーシングスーツ

 オランダ・メディア「NLタイムズ」が1日(現地時間)、報じた。それによると、レールダムのサインが書かれたこのレーシングスーツは、19万5000ユーロで落札されたという。今回のオークションは、オランダ・オリンピック委員会とユニホーム専門のオークションサイト「(MatchWornShirt)マッチ・ウォーン・シャツ」が共同で実施したもので、自国の選手たちが寄贈したユニホームを出品した。 

 MatchWornShirtのティズメン・ゾンダーベイク最高経営責任者(CEO)は、現地メディアとのインタビューで「単一アイテムとしては異例の金額」だとして「レールダムのレーシングスーツは私たちのプラットフォーム史上、最高価格を更新した。あの(サッカースターの)クリスティアーノ・ロナウドのユニホームもここまでの金額には達しなかった」と話した。

 オークションは終了直前に劇的な展開を見せた。オランダ・オリンピック委員会は「終了1時間前まではレールダムのサイン入りレーシングスーツの最高入札価格は1万ユーロをやや下回る程度だった」と説明した。

 ところが最後の瞬間まで2人の入札者が激しく競り合い、レールダムのレーシングスーツは20万ユーロ近くまで価格が跳ね上がった。

 最終的な落札者の身元は公開されていないが、オークションサイト側によるとオランダ国籍の人物だという。

 今回のオークションによる収益の大部分は、レールダムが幼いころに所属して練習していたスケートクラブに寄付される予定だ。このクラブの理事は「寄付される収益金は私たちのクラブにとって大きな意味がある。これからはもっと多くの子どもたちがスケートを楽しめるようになるだろう」と話した。クラブの会長も「このものすごい金額をどのように使うか、慎重に決めなければならないという責任を感じる」と述べた。

 オランダ代表選手らの寄贈品19点が出品された今回のオークションは、総額27万5345ユーロ(約5000万円)の収益を記録した。

 レールダムは先月9日に行われたミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子1000メートルで、1分12秒31の五輪新記録で優勝し、オランダに今大会初の金メダルをもたらした。優勝が確定した直後、レールダムはレーシングスーツの胸元のファスナーを下ろすセレモニーを披露し、中に着用していた白のスポーツブラが丸見えになって話題になった。

 英メディア「ザ・サン」は、マーケティング専門家の言葉を引用し「このとき世界中の視聴者に見せた白いスポーツブラの広告効果は100万ドル(約1億5700万円)の価値がある」と評価した。このスポーツブラは世界的なスポーツブランド、ナイキの製品だという。

 一部では、このシーンが五輪の広告規定に違反しているのではないかとの指摘もあったが、国際オリンピック委員会(IOC)は、レールダムは規定に違反していないと公式にコメントした。

キム・ゴンミン記者

ホーム TOP