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コロナ禍でも韓国で観客200万人突破した『鬼滅の刃』
日本の漫画『鬼滅の刃』の勢いが止まらない。韓国映画振興位統合ネットワークによると、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が16日、通算観客動員数200万人を突破したとのことだ。このアニメーション映画は今年1月末の封切り以降、コロナ禍にもかかわらず、4カ月間近いロングランとなっている。18日現在では201万人に達した。
■世界競争力ランキング1位はシンガポール、韓国23位、日本は?
今年の映画興行順位でも『ソウルフル・ワールド』(204万人)に続く2位に浮上した。3位は女優ユン・ヨジョンの米アカデミー賞助演女優賞受賞作『ミナリ』(111万人)だ。『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は今も平日3000-4000人、週末で1万人は観客が入っており、近く『ソウルフル・ワールド』の記録を上回るものと見られる。
『鬼滅の刃』の人気は漫画単行本にも現れている。大型書店の教保文庫が13日に発表したオンライン・オフライン総合ベストセラー集計ランキングによると、『鬼滅の刃』単行本第23巻は先月の出版以来、4週連続で総合1位になっているという。朝日新聞は19日、「韓日関係悪化の中でも『鬼滅の刃』人気が韓国でも続いている」と報道した。
日本の人気漫画家・吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』は、鬼と化した妹を人間に戻すため、男性主人公が鬼たちと戦うという冒険談だ。漫画とテレビアニメシリーズに続き、劇場版も製作された。日本でも昨年、宮崎駿監督の2001年のアニメ映画『千と千尋の神隠し』(316億円)を超え、歴代アニメ興行1位(397億円)を記録した。