裁判
尹錫悦前検察総長の義母、懲役3年・法廷拘束…尹氏「法の適用に例外なし」
議政府地裁刑事合意第13部(チョン・ソンギュン裁判長)は2日、医療法違反と特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)で起訴された尹氏の義母チェ被告(75)に懲役3年の実刑判決を言い渡し、法廷拘束した。チェ被告はこの日、議政府拘置所に収監された。
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チェ被告は医療従事者でないのにもかかわらず、同業者3人と医療財団を設立した後、2013年2月から京畿道坡州市内に療養型病院を開設・運営し、2015年5月まで国民健康保険公団から療養給付金22億9000万ウォン(約2億3000万円)を詐取したとされていた。これについて、同地裁は「チェ被告は病院の建物購入に関して婿を病院職員として採用するなど、療養型病院開設・運営に深く関与し、療養給付金を詐取した疑いが認められる」と判断した。
チェ被告と同業者3人は2015年に警察の捜査を受け、主犯格は懲役4年、ほかの2人は懲役2年6月(執行猶予4年)が確定した。チェ被告は2014年5月に理事長職を退く際、「病院運営に関する責任を問わない」という責任覚書を受け取ったという理由で、当時は立件されなかった。
しかし、開かれた民主党・崔康旭(チェ・ガンウク)代表らの昨年4月の告発によりソウル中央地検が再捜査に着手、昨年11月にチェ被告を起訴した。中央地検は当時、「チェ被告について立件しなかった際、事件のもみ消し疑惑は確認できなかった」と述べた。チェ被告の弁護人は「裁判所が証拠と判例に反する判断を下して遺憾だ」として、同日控訴した。ユン氏は代理人を通じて、「法の適用には誰ついても例外はないというのが私の所信だ」と述べた。
今回の件とは別に、ソウル中央地検は崔康旭代表らが告発した尹氏夫妻、義母関連の別の疑惑についても昨年から捜査を進めている。法曹関係者の間では「ユン氏の大統領選挙出馬をけん制しようという点で、検察がどのように事件を処理するかにより、波紋が大きくなるだろう」という見方が出ている。