▲写真=NEWSIS

 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領から返却された北朝鮮特産の犬「豊山犬」コミとソンガンの飼育環境改善などのため、光州広域市が推進しようとしていた1億5000万ウォン(約1560万円)の補正予算計画が撤回された。

 光州市は19日、「今年の補正予算の中に豊山犬関連予算を反映させない」と明らかにした。

【動画】獣医師と散歩するコミとソンガン(11月9日撮影)

 光州市では今年初め、補正予算の中に、コミとソンガンの体調管理のため2500万ウォン(約260万円)相当の血液分析器購入費用を含め、合計1億5000万ウォンを上程する計画であることが分かり、市内部やその周辺から激しい非難の声が相次いでいた。動物病院でできる検査を、血税までつぎ込んで機器購入・実行するのは理解に苦しむということだ。光州市の補正予算計画撤回は、こうした非難の声を意識した上での決定だと受け止められている。

キム・ヤンヒョク記者

ホーム TOP