▲江原道春川市の全国教職員労働組合(全教組)江原支部の家宅捜索を行うため建物に入る国家情報院の職員/聯合ニュース

 北朝鮮と連携し地下組織活動を行った容疑で、韓国の情報機関・国家情報院は23日、全国教職員労働組合(全教組)江原道支部の事務所などに対する家宅捜索を行った。

 国家情報院は24日「国家保安法違反が疑われる事件について、警察庁、国家捜査本部と合同で全教組江原支部の事務所など身体や車両を含む8件に対する家宅捜索を行っている」と明らかにした。

 国家情報院はさらに「先日も慶尚南道の地下組織『自主統一民衆前衛』に対する捜査で別の地下組織『理事会』に関係する被疑者2人を摘発したが、この2人による国家保安法違反容疑を追加で確認し、今月16日にソウル中央地方裁判所から家宅捜索令状を受けた」と説明した。

 国家情報院は「現在進行中の捜査に関する具体的な内容は説明できない」ともコメントした。

チェ・スヨン記者

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