▲️写真=聯合ニュース

 ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」(全羅北道扶安郡セマングム)で発生した問題の収拾に国家公務員が動員されることになったが、これに対して、公務員労働組合総連盟が国家公務員派遣の中止を求める声明を発表した。

 同連盟は声明書で、「人事革新処(省庁の一つ)が7日午後、突然『国家公務員動員』を指示した」「公文書でもなく、部署の電子メールで『明日の朝、集合してセマングムへ出発する』という内容が書かれているだけで、どこに、どんな業務で動員されるのか1行も言及がない」としている。

 そして、「先週、全羅北道地域の公務員労働者を仮設トイレの清掃に強制動員しようとした件がまだ収拾できていないのに、今度は政府の『後片付け専門担当班』として利用しようとしている」と述べた。

 さらに、「汎国家的事案に公務員が投入されるのは当然だ。だが、今回も『自発的支援』を装った『機関別強制割り当て』であり、協議どころか考える時間さえ与えない強制動員だ」と強く反発した。

チェ・スヨン記者

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