▲イラスト=UTOIMAGE

 35年前に米国のごみ収集用コンテナの中から発見された身元不明の変死体が、行方不明になっている韓国系の女性であることが分かった。

 米ジョージア州捜査局(GBI)が23日(現地時間)に明らかにしたところによると、変死体は1988年2月14日、ジョージア州ミレンのごみ収集用コンテナの中から発見された。変死体は粘着力の強いダクトテープで全身をぐるぐる巻きにされ、旅行バッグの中に入っていた。死因は窒息死と推定され、死後4日から1週間が経過しているとみられていた。

 遺体の特徴は黒系の長髪、茶色の瞳で、歯並びが良くなかった。GBIは当時、身元特定のために指紋を採取した上、歯の記録を調べて行方不明者リストとの突き合わせを行った。また、モンタージュ写真を制作し、DNA鑑定の技術も動員した。しかし当時は技術が不十分で成果が得られず、分かったことは「アジア人と推定される」ということだけだった。

 GBIは今年からDNA鑑定企業オスラムと協業を開始し、オスラムは遺体のゲノム解析を実施。これを基に再捜査が進められ、遺体の身元が韓国系の女性キム・ジョンウンさん(当時26歳)であることが分かった。

 キムさんは1981年に韓国から米国に移住し、行方不明になる直前までジョージア州ハインズビルに住んでいたという。GBIは今月初め、韓国に住むキムさんの家族に対し、キムさんの死亡を伝えた。また、フェイスブックなどで「キムさんを知っている人や、キムさんの死亡事件について知っている人は情報を提供してほしい」と呼び掛けた。

ムン・ジヨン記者

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