▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】夫婦げんかの腹いせに、娘の乗っていたブランコを強く押してブランコから落下させた父親が児童虐待容疑で立件された。

 チャンネルAが6日に報じたところによると、事故は先月24日、ソウル市江西区内の公園で起きた。

 公開された監視カメラの映像には、ベンチに座っていた男が、一人でブランコに乗っていた女児に近づいていく様子が映っている。男は女児の父親で、男がブランコをつかんで強く引っ張ると女児は地面に落下した。

 その後、女児が再びブランコに乗ると、男は今度はブランコを力いっぱい押した。ブランコは大人の背丈を超える高さまで上がると猛スピードで戻り、女児は3メートルほど後方に放り出された。

 女児はかすり傷を負っただけで済んだが、鉄製の囲いの近くに落ちたため、大きな事故につながりかねない状況だった。目撃者によると、男は直前に妻と口げんかをしており、娘がブランコを押してほしいと繰り返しせがむと腹立ちまぎれにブランコを強く押したという。

 一部始終を見ていた近所の住民が警察に通報し、警察は女児の両親から事情を聴いたうえで今月初めに女児の父親を児童虐待容疑で立件した。

キム・ヒョギョン記者

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