▲水原KTソニックブームのパリス・バス。写真=NEWSIS

 韓国バスケットボール連盟(KBL)リーグのチーム、水原KTソニックブームに所属するパリス・バス(28)=米国=が8日、第3ラウンド最優秀選手(MVP)に選ばれた。3ラウンド連続で外国人選手がMVPに選ばれたのは、KBLリーグ史上初めてのことだ。第1ラウンドは原州DBプロミのディドリック・ローソン(26)=米国=、第2ラウンドは昌原LGセイカーズのアッセム・マレイ(31)=エジプト=だった。このため、「外国人選手だけが光り輝く韓国のプロ・バスケットボールを誰が見るだろうか」という危機感が募っている。

 外国人選手への依存度の高さは、1997年のKBL発足時からの課題だ。1997シーズンに1試合平均得点ベスト10に入った韓国人選手は9位(23.1点)のチョン・ヒチョル現ソウルSKナイツ監督(51)だけだ。上位10人のうち、韓国人選手が半分を占めたのは2010-11シーズンが唯一だ。それも、そのうち3人は国籍取得または両親のうちどちらかが韓国人の選手(ムン・テヨン、ムン・テジョン、イ・スンジュン)だった。今季は6位に高陽ソノ・スカイガンナーズのイ・ジョンヒョン(25、20.3点、10位に水原KTのハ・ユンギ(25、16.3点)が入ったのみだ。プロ・バスケットボールで韓国人選手が得点1位になったシーズンはない。KBLリーグの監督たちは毎年、シーズンが終わった直後の5月は何が何でもスケジュールを空けておく。米国や欧州から来季入団させる外国人選手を自ら探さなければならないからだ。あるプロ・バスケットボール・チームの元監督は「この時、しっかり仕事をすることが次のシーズンを左右する」と語った。

 今季首位をひた走っている原州DB(25勝6敗)は、外国人選手ローソンがいるおかげだと言われている。ローソンは昨シーズン、高陽キャロットジャンパーズ(現:高陽ソノ)をプレーオフのベスト4に進出させた功労者だ。今季は原州DBに移籍し、平均22.3点、10.2リバウンド、4.8アシストと活躍している。このため原州DBが昨シーズンの7位から今シーズン1位に浮上した原動力だとみられているのだ。ローソンを失った高陽ソノは8位タイ(10勝20敗)にとどまっている。

 日本プロ・バスケットボール・リーグ(Bリーグ)は2026年から同時にプレーできる外国人選手を最多で4人に増やす。これまでは2人だった。Bリーグの島田慎二チェアマンは「無理に日本人選手をたくさんプレーさせたからといって、日本のバスケットボールが強くなるとは思っていない」と説明した。中国プロ・バスケットボールは、NBAの元スター選手たちを迎え入れ、競技力を向上させようとしている。スポーツ専門チャンネルSPOTVの解説者イ・サンユン氏は「外国人選手中心に戦術が行われるため、結局は韓国人のスター選手がほとんどいなくなり、韓国代表チームの実力も下がっている」と語った。

イ・ヨンビン記者

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