▲写真=UTOIMAGE

 世界的ポップスターのリアーナに対し、「宗教を冒涜(ぼうとく)した」との批判が相次いでいる。先日リアーナが、修道女の服を着て体の一部を露出した状態で雑誌の表紙に登場したからだ。

 米国の雑誌メディア「インタビュー・マガジン」は9日(現地時間)、インスタグラムで、第554号の表紙写真と動画を公開。同誌は、芸術家のアンディー・ウォーホル氏が1969年に創刊したもので、美術、音楽、ファッション、文化、映画など芸術分野のさまざまなコンテンツを扱っている。

 この表紙写真でリアーナは、修道服を連想させる衣装を身にまとい、顔にはウィンプル(女性用の頭巾)を巻き、頭には黒のベールを着けている。さらに、上衣のボタンを外し、胸の一部と片側の肩をあらわにしている。また、顔には青いアイシャドーと赤いリップでビビッドなメークを施している。

 表紙の撮影現場を収めた動画も同時に公開されたが、この動画でリアーナは、顎を上げて魅惑の表情を浮かべている。表紙写真よりもさらに胸元を大きく開いているようだ。

 写真と動画が公開されるや、多数の海外ファンが不快感をあらわにした。ファンからは「キリスト教があまりにも露骨に冒涜されている」「私はムスリムだけど、これはあまりにも無礼だと思う」などのコメントが相次いだ。これらのコメントにはそれぞれ1万2700件、8000件の「いいね」がついた。

 ほかにも「あれ(修道女の服)じゃなくて別のを着るという選択もあったでしょうに」「私は無神論者だけど、これにはショックを受けた」「これは本当に間違っている」「神を冒涜してはいけない」「どうして宗教を見下すのか」「数えきれないほどコンセプトがある中で、よりによってこれを選ぶとは」などのコメントが見られた。一方、中には「素晴らしい作品」と応援するコメントもあった。

 リアーナと雑誌社側はこの件に関して、現時点で何らコメントを発表していない。

キム・ガヨン記者

ホーム TOP