【TV朝鮮】(アンカー)北朝鮮軍といえば、濃い黄土色で無地の軍服が思い浮かびますが、何年か前から韓国軍のように「デジタル模様」の戦闘服を着た特殊部隊の姿が見られ始め、今度は遂に勲章や部隊マークの付け方まで似たような形式に変わったことが明らかになりました。後方潜入任務を帯びた部隊ということですが、韓国軍では、なぜそうしているのか分析しています。

 チャ・ジョンスン記者の独自取材です。

 (記者リポート)

 落下傘を背負った兵士たちが輸送機から飛び降りています。

 北朝鮮は先月、空挺部隊である「航空陸戦兵」部隊の訓練場面を公開しましたが、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の隣に立つ指揮官の胸に勲章を付ける形式が、韓国軍や米軍のようなスタイルに変わっています。

 小さな長方形の略式勲章(略章)を繋いで付ける形式で、大きな勲章をずらりとぶら下げていた昔とは差があります。

 部隊の隊員らは、韓国軍のように偽装用デジタル戦闘服を着ていましたが、腕の部分の部隊マークが脱着可能なところまで似ています。

 (キム・ジヒョン/大陸戦略研究所研究委員)

「俗に『チクチク』と呼ばれる、ベルクロテープを付ける場面が捉えられていました。韓国軍の部隊マークを付けて、韓国軍の後方で非正規作戦を展開する可能性が極めて高い…」

 小銃もまた、韓国軍のように銃床を畳んだり、収納したりできる種類のものが次第によく見られるようになっています。

 (ホン・ジョンギ/朝鮮大学軍事学科教授・予備役陸軍大領〈大佐に相当〉)

 「わが軍と区別がつかないようにしてかく乱戦術を繰り広げるための一環、とみることができるでしょう」

 落下傘を使って韓国後方に潜入する空挺部隊ですが、有事の際には韓国軍に見えてしまうこともあり得るのです。

 (チョン・ハヌル/北朝鮮軍出身の脱北者)

 「実戦に備えて訓練するんです。北朝鮮軍が変化し、発展しているのは明らかに危険なことです」

 (記者リポート)

 韓国軍は「北朝鮮特殊部隊のみに限定された変化なのか、全軍に普及しているのかどうかなどを注視している」とコメントしました。TV朝鮮、チャ・ジョンスンがお伝えしました。

(2024年4月17日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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