【ソウル聯合ニュース】経営権継承を目的に韓国・サムスングループ傘下企業の不当な合併を指示・承認したとして資本市場法違反などの罪に問われた同グループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長の控訴審判決が3日、ソウル高裁であった。高裁は一審に続き、無罪判決を言い渡した。

 李氏はサムスングループ傘下の第一毛織とサムスン物産の合併を巡り、最小の費用で経営権を安定的に継承し、自らのグループ支配力を強化するため不正な取引や株価操作、不正会計などに関与したとして、資本市場法違反や背任のなどの罪で2020年9月に起訴された。

 検察は懲役5年と罰金5億ウォン(約5300万円)を求刑していた。

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