社会総合
カリスマ講師チョン・ハンギル氏「憲法裁判所が大統領を弾劾すれば第2の乙支五賊」
「もし憲法裁判所が大統領を弾劾すれば、大韓民国の反逆者であり憲法精神を享受する民主主義の逆賊であり、第2の乙巳(いっし)五賊として歴史に記録されるだろう」
「韓国史のカリスマ講師」として知られるチョン・ハンギル予備校講師はこの日午後、東大邱駅(大邱市東区)の朴正熙(パク・チョンヒ)広場でキリスト教プロテスタント団体「セーブ・コリア」主催の「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾反対集会」でこのように訴えた。
【写真】暴徒化した尹大統領の支持者によって破壊されたソウル西部地裁の内部
チョン氏は「大韓民国の新たな歴史を皆さんと共に築き上げたい」とした上で「非常戒厳令直後は10%だった尹大統領の支持率はわずか60日余りで、弾劾政局にもかかわらず40%、50%を突破し、今日が過ぎれば支持率は60%を上回るだろう」と強調した。
さらに「これは巨大野党の立法暴走、何と29回もの弾劾、さらに一方的な政府予算の削減により行政府をまひさせ、国が滅びようがどうなろうが、自分たちにはただ権力欲しかないことを全ての国民が知ったからだ」と指摘した。
また「大統領の支持率が50%、60%を超えれば、現在行われている憲法裁判所の大統領弾劾審判は直ちに100%棄却されるしかない」「憲法裁判官ごときが国民の意向に反することはできないからだ」と声を荒らげた。
チョン氏は特に大統領選挙前倒しの可能性について「憲法裁判所で弾劾が100%棄却され、100%職務に復帰するので、絶対にないだろう」「(与党)国民の力議員でありながら大統領選挙前倒しを語る者は、親が生きているのに法事を準備する無礼な子どもと何が違うのか」と訴えた。
さらに「国民の力議員らは非常戒厳令からこれまで周囲の目をうかがってばかりいた」「今後は尹大統領弾劾反対と職務復帰に向けみんなで一つの声を出すようお願いしたい」と呼びかけた。
チョン氏は同時に「共に民主党はあのように一つになって法治を破壊しているが、その一方でいかなる手段や方法を使ってでもわれわれの大統領を攻撃し、大統領を追い出そうとしている。われわれも一つになるべきではないですか」とも主張した。
チョン・チャンオ記者、チョン・ジェイク記者