30日にロシア極東カムチャツカ半島で発生した強い地震で病院の建物が激しく揺れる中、手術を続けた医療スタッフらが話題になっている。

 映像を確認すると、建物全体が揺れる中、手術中の患者が横たわる手術台、照明、医療器具なども大きく揺れたが、それでも手術着姿の医療スタッフらは逃げることなく手術室に残っていた。患者や医療器具が落下しないよう落ち着いて抑え、一人のスタッフは手術台を全身で押さえながら揺れが収まるのを待った。執刀医とみられる人物は別のスタッフの腕を軽くたたきながら励ました。

 その後手術は成功し患者も無事で、現在集中治療室に移された。患者の病状は安定し順調に回復しつつあるという。【動画はインスタグラム】

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