社会総合
「明白な差別」 光州・無等山の外国人入山制限、人権委に陳情
光州市が無等山頂上付近の開放行事で外国人の立ち入りを制限したことについて、国家人権委員会に陳情が寄せられた。
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外国人の労働・人権活動を行っているムン・ギルジュ氏はこのほど、今月9日に行われた無等山頂上開放イベントで外国人の立ち入りを認めないのは差別だとする陳情書を国家人権委に提出した。
光州市は9月30日、国家人工知能(AI)コンピューティングセンターの光州誘致と無等山地域がユネスコの世界地質公園として再認証を得られることを祈るため、今回の頂上開放イベントを行うと発表した。
開放地域は瑞石台の柱状節理で軍部隊の裏門を通り、地王峰などを訪れ、部隊の正門から出るコースだ。
しかし、外国人は軍部隊の保安規定によって立ち入りが制限された。無等山の頂上は1966年に軍部隊が駐留して以来、民間人の立ち入りが規制されてきた。これについて、ムン氏は「人権差別的な状況が発生した。外国人も無等山の頂上に立ち入れるようにしてほしい」と国家人権委に陳情した。
これに先立ち、光州市は2023年3月、無等山開放イベントを実施した際にも外国人の立ち入りを制限した経緯がある。当時もムン氏が人権委に陳情を行い、同年9月から国籍に関係なく誰でも立ち入れるすることが決まった。
ムン氏は今月初め、自身のSNSを通じ、「2023年に続きもう一度国家人権委に陳情書を提出する」とし、「外国人の立ち入りを制限することは明白な差別だ」と主張。姜琪正(カン・ギジョン)光州市長に対し、「無等山の頂上には差別があってはならない」と訴え、早期是正を求めた。
これに対し、光州市の無等山生態チーム関係者は「突然頂上開放イベントが決まり、軍部隊の立ち入り承認事前手続きに1カ月以上かかる外国人はやむを得ず制限した」と説明したという。