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暗号資産取引所のハッキング 北朝鮮ハッカー集団が関与か=19年と同様の手口
【ソウル聯合ニュース】韓国最大の暗号資産(仮想通貨)取引所、アップビットで445億ウォン(約47億5000万円)規模の暗号資産が盗まれた事件に、北朝鮮偵察総局傘下のハッカー集団「ラザルス」が関与しているとみられることが、28日分かった。
韓国情報通信技術(ICT)業界と政府当局によると、当局はハッキングがラザルスの犯行である可能性が高いとみてアップビットの現場点検を行っている。
ラザルスは2019年にアップビットが管理していた580億ウォン規模の暗号資産が奪われた際、これに加担したとされる集団だ。
今回のハッキングはホットウォレット(インターネットに接続された電子財布)で発生したが、19年の事件でもホットウォレットがハッキングされた。
政府関係者は「サーバー攻撃ではなく、管理者アカウントを盗んだり管理者になりすまして資金を引き出した可能性がある」と説明した。
セキュリティー業界は、外貨不足に苦しむ北朝鮮がアップビットをハッキングし、暗号資産を奪取した可能性が高いとの見方を示した。