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韓国国家安保室長 米エネルギー長官と会談=ウラン濃縮など協議か
【ワシントン聯合ニュース】訪米している韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は17日(米東部時間)、ライト米エネルギー長官と会談し、先の韓米首脳会談の合意事項をまとめた「共同ファクトシート」に盛り込まれた事項の迅速な履行について協議した。外交消息筋が伝えた。
ライト氏は原子力分野を担当するため、韓国のウラン濃縮と使用済み核燃料の再処理に関する権限拡大などファクトシートに盛り込まれた内容を巡り、詰めの協議をしたとみられる。
原子力分野の協力については、両国間でさまざまな協議が水面下で活発に行われているとされる。
今回の協議で、韓国の原子力潜水艦の建造に向け、韓米原子力協定上の制約を解く方策が議論されたかも注目される。
魏氏は18日にニューヨークを訪問してから帰国の途に就く。具体的な日程は確認されていないが、国連本部を訪問するとみられる。