【ソウル聯合ニュース】韓国の食品医薬品安全処は19日、金箔を使った日本製品について輸入申告前に純度を測定する試験で安全性の立証を義務付ける「検査命令」を30日から施行すると発表した。

 純度95%以上の金箔は食品添加物として認められており、酒類やジャム類などの着色料として主に使われている。

 このところ日本から輸入される金箔入り製品の通関検査で、純度試験の「銅」の項目で「不適格」の判定が相次いでいることから、輸入者の安全管理責任を強化するとともに、食品添加物として使用される金箔の安全性確保を図る。

 対象の輸入食品などを輸入・販売する業者は、食品医薬品安全処長が指定する食品専門の試験・検査機関での結果を輸入申告時に管轄の地方食品医薬品安全庁に提出する必要がある。

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