▲写真提供=韓国警察庁

 韓国とカンボジアの警察が、ベトナムとの国境に近いカンボジア内の特殊詐欺拠点を家宅捜索し、監禁されていた韓国人1人を救出、韓国人容疑者26人を摘発した。韓国警察庁が21日に発表した。

 韓国警察庁は「18日にカンボジアのモンドルキリ州で『コリア専門担当班』を通じ20代の韓国人男性1人を救出し、特殊詐欺組織に加担した韓国人26人を摘発した」と発表した。

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 韓国警察庁は、韓国国内で出された捜索願を手掛かりに監禁状況を確認した上で、現地の情報収集と事前偵察を経て、カンボジア警察と合同作戦を実施した。

 特殊詐欺拠点はベトナムとの国境から50メートルの所にあり、武装警備員などが配置されていた。

 作戦当日、カンボジアの警察官約40人が投入されて特殊詐欺拠点を封鎖し、被害者は韓国の警察官の保護を受けてプノンペンに移送された。

 韓国警察庁は「12月の1カ月間にカンボジアで韓国人2人を救出し、特殊詐欺メンバー92人を摘発した。国際協力を強化していく」と述べた。

イ・ナヨン記者

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