政治総合
李大統領支持率 小幅下落の53.4%=与党44.1%・最大野党37.2%
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが22日に発表した調査結果によると、李在明(イ・ジェミョン)大統領の支持率は前週から0.9ポイント下落した53.4%だった。不支持率は0.7ポイント上昇した42.2%。
調査は15~19日、全国の18歳以上の2521人を対象に実施された。
李大統領の支持率は2週連続で下落した。
リアルメーターは李大統領の支持率について、官庁や政府機関などからの業務報告をテレビで生中継したことが肯定的な評価を受けたが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権で任命された仁川国際空港公社社長に対する叱責が「政治報復」との批判を受けたことが支持率低下に影響したと分析した。また、ネット通販最大手クーパンから個人情報が流出した問題への対応不足やウォン安ドル高も支持率下落につながったと説明した。
一方、18~19日に全国の18歳以上の1007人を対象に行った政党支持率調査で、与党「共に民主党」の支持率は前週より1.7ポイント下がった44.1%、最大野党「国民の力」は2.6ポイント上がった37.2%となった。リアルメーターは共に民主党の支持率下落について、先ごろ海洋水産部長官を辞任した共に民主党の田載秀(チョン・ジェス)議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から金品を受け取ったとされる疑惑などが影響したと分析した。
「祖国革新党」の支持率は3.6%、「改革新党」は3.0%、「進歩党」は1.6%だった。