▲韓国与党・共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)院内代表。写真=news 1

 韓国与党・共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)院内代表(国対委員長に相当)は23日、大韓航空から165万ウォン(約17万円)相当のホテル宿泊券を受け取ったとされる疑惑に関する質問を受けて、「なぜそれを聞くのか。傷口に塩を塗りたいのか」と答えた。そうして騒動が広がると、「宿泊費は直ちに返す」と言った。

 金炳基院内代表は同日の国会院内対策会議後、報道陣に疑惑について聞かれた際、「『適切ではなかった』と言ってほしいのか? 『その通りです』。これでいいですか?」と言った。

 共に民主党のペク・スンア院内広報担当は「院内代表が(ホテル宿泊券を)直接受け取ったわけではないので、『よく知らなかった。慎重さに欠けた』と話したと聞いている」と語った。

 これは、あるメディアが「金炳基院内代表は昨年11月、大韓航空から受け取ったホテル宿泊招待券で2泊3日間、165万ウォン相当の最高級客室とサービスを利用した状況が確認された」と報道したのを受けてのものだ。

 金炳基院内代表は2022年7月から昨年5月まで国会国土交通委員会所属だった。また、今年6月までは政務委員会で活動していた。当時、国会国土交通委員会では大韓航空とアシアナ航空の合併に関する懸案、政務委員会では大韓航空マイレージに関する懸案などが議論されていた。

 騒動が広がると、金炳基院内代表は同日午後、見解文を出して「理由を問わず、適切ではなかった。今後の行動においてなおのこと万全を期する。宿泊費は直ちに返還する」と述べた。

シン・ジイン記者

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