【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室によると、李在明（イ・ジェミョン）大統領は２６日、２０２６年の年賀状を各界の要人や国家功労者、社会的弱者層などの約４万５０００人のほか、外国首脳らに発送した。李大統領の就任後初めての年賀状となる。

　１００歳以上の高齢者や出産を控える夫婦らにも送ったという。李大統領は年賀状に「いかなる困難も共にすれば必ず乗り越えられると確信します。この意義深い旅路を『大韓民国』の皆さんと共に歩むことに、大きな自負心を感じます」とつづり、２６年の幸せと健康を願った。

　年賀状には２９日から正式に大統領府として復帰する「青瓦台」のイラストがあしらわれた。大統領室は「国政運営の中心が国民の元に戻ったことを象徴するイメージ」と説明した。

　青瓦台は歴代政権で大統領府として使われたが、尹錫悦（ユン・ソクヨル）前大統領が就任後の２０２２年５月に大統領執務室をソウル・竜山に移転した。李在明政権は執務室を再び青瓦台に移転することを決めた。