▲29日、青瓦台前で李在明大統領の支持者らが李大統領の初出勤を応援している様子。/写真=青瓦台通信写真記者団

 李在明(イ・ジェミョン)大統領が29日、青瓦台に初出勤した。大統領が竜山大統領室ではなく青瓦台に出勤するのは1330日ぶりだ。

【写真】青瓦台に初出勤する李在明大統領

 李大統領は同日午前9時13分ごろ、車に乗って青瓦台神武門を通過した。国賓や主要人物の警護に用いられるサイカー(白バイ)は随伴せず、キャデラック1台とベンツ3台で移動した。

 当分は竜山の官邸から出退勤しなければならないだけに、車両警護を最小限に抑えて交通渋滞を防止したいという趣旨だとみられる。

 神武門前には、李大統領の初出勤を見ようという支持者らも集まっていた。およそ20人の市民は、大統領の車列が登場するや太極旗を振って「大韓民国万歳」などと連呼した。

 李大統領は出勤の直後、青瓦台本館で3室長、首席らとティータイムを持つ予定だ。

 続いて「地下バンカー」と呼ばれる青瓦台国家危機管理センターを視察する予定。国家危機管理センターは、青瓦台復帰準備の過程で復元が最も難しかった場所にも挙げられる。

 大統領府関係者は「李大統領初出勤の日程はできるだけ平時と全く同じようにやるというのがコンセプト」だとし、「それでこそ、場所への関心をさらに浮き彫りにできる」と語った。

チェ・ジウォン記者

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