【済州聯合ニュース】韓国南部・済州島の済州道観光協会は2日、昨年に済州を訪れた観光客は1384万6961人(速報値)だったと発表した。

 観光客は前年の1377万77人から0.6%増え、2022年から4年連続で1300万人を上回った。

 昨年に済州を訪れた韓国人観光客は1160万2782人で、前年比2.2%減少した。一方、外国人観光客は224万4169人で同17.6%増加した。

 昨年上半期は、24年末の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の「非常戒厳」宣言に伴う弾劾政局や南西部の務安国際空港で発生したチェジュ航空の旅客機事故の影響などで国内線の便数が減少したことが旅行需要の委縮につながったと分析される。

 昨年の月別の観光客増減率は2月が18.2%減、3月が13.9%減、4月が7.4%減、5月が1.2%減など前年比で減少傾向が続いた。

 だが、6月に1.0%増と増加に転じてからは7月が7.8%増、8月が2.2%増、9月が3.2%増、10月が11.8%増、11月が14.2%増、12月が10.7%増と上昇傾向を維持した。

 済州道観光協会は昨年初めに「済州観光非常対策委員会」を設置して韓国人観光客の減少に対応するとともに、国内外でのマーケティングを通じて需要促進戦略を展開したことが回復をけん引したとみている。

 国内需要の促進に向け、6月から団体旅行客を対象に地域貨幣の支給などのインセンティブを提供したほか、主要市場の中国・台湾に加え日本やシンガポールにもPRを拡大。修学旅行の誘致や現地アプリと連携したプロモーションなどにより市場多角化を推進した。

 済州道観光協会のカン・ドンフン会長は「『観光が共生につながり、皆が幸せな済州』というビジョンの下、観光客の満足を現場で実感することで観光事業体の成長が持続し、その成果が社会に還元される好循環構造をつくることに集中する」と強調した。

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