▲イラスト=UTOIMAGE

 アフリカのケニアで巨大な牙を持つ珍しいゾウ「スーパータスカー」が自然死し、現地では哀悼の声が相次いでいる。

【写真】巨大な牙を持つ「スーパータスカー」クレイグ

 AP通信など外信各社が4日(現地時間)に報じた。それによるとケニア野生動物管理庁(KWS)は前日に声明を出し「地上を掃くような巨大な牙と、落ち着いて威厳のある姿でその名が知られたスーパータスカーのクレイグが54歳で死んだ」と明らかにした。死因は老齢による自然死だったという。

 クレイグはケニア南部タンザニア国境に近い野生動物保護区のアンボセリ国立公園の人気者として知られ、観光客から愛されたゾウだ。KWSは「クレイグは性格が落ち着いていて、観光客が写真を撮影するたびに、忍耐してしばらくじっとすることがよくあった」と説明した。

 2021年にはビールメーカーのイースト・アフリカ・ブルワリーズ(EAB)が人気商品「タスカー」を通じて公式スポンサーになった。現地のあるメディアは「アフリカに残ったスーパータスカーの1頭で貴重な存在だった」「クレイグの死に市民から哀悼の声がひっきりなしに続いている」と報じた。

 スーパータスカーは地面に届くほど長く巨大な牙を持つアフリカゾウのことだ。この巨大な象牙は主に40歳以上の雄が持っており、1本の重さが45キロ以上に達するという。現在野生ではわずか20頭しか残っていないと推定されている。

ムン・ジヨン記者

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