【奈良聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は13日午後、奈良県で高市早苗首相と会談した。李大統領は会談後に行った共同記者発表で、「韓国と中国、日本の3カ国が最大限共通点を見いだし、意思疎通しながら協力していく必要があることを強調した」と明らかにした。

 中国と日本の対立が強まる中、3カ国協力を呼びかけた形となる。

 李大統領は「地域や世界の懸案について幅広く意見を交換し、急変する国際情勢の中で域内の平和と安定のため、韓日・韓米日協力の重要性も確認した」と表明。北朝鮮問題では「朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和構築に対する意志を改めて確認し、対北政策で緊密な連携を続けることにした」と述べた。

 また、日本による植民地時代に朝鮮半島出身者が徴用された山口県宇部市の海底炭鉱、長生炭鉱で1942年に水没事故が発生し、朝鮮半島出身者を含む183人が死亡したことを巡り、昨年8月に見つかった遺骨の身元確認に向け、DNA鑑定を実施することにし、詳細については当局による実務協議を行うと説明した。「過去の歴史問題で小さいが意味のある進展を成し遂げ、意義深く思う」と評価した。

 李大統領は首脳が相互往来する「シャトル外交」に基づき、両国の未来志向の協力を継続するための実質的な方策について幅広く議論したと紹介した。人工知能(AI)などの分野で両国の協力をさらに深化させるための実務協議の継続を確認したとして、「出入国の簡素化、(相手国への)修学旅行の奨励などとともに、IT分野に限られている技術資格の相互認定を別の分野に拡大する案を提案した」と伝えた。

 国境を越える犯罪への共同対応も強化することで一致したとし、韓国警察庁主導で発足した国際協議体に日本が参加することで合意したと明らかにした。

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