【TV朝鮮】(アンカー)

 仁川国際空港公社の李鶴宰(イ・ハクチェ)社長が「青瓦台(韓国大統領府)が人事に関して圧力を加えた」と主張しました。そして、そう言いながら「いっそのこと私を解任しろ」と迫りました。ほぼ同じ時刻、李在明(イ・ジェミョン)大統領は公共機関長の態度を強く批判しましたが、これは李鶴宰社長を念頭に置いたものだと受け止められています。チェ・ミンシク記者がお伝えします。

【写真】不快感を示す李在明大統領

 (記者リポート)

 仁川空港公社の李鶴宰社長は昨年11月中旬以降、国土交通部(省に相当)から「後任社長が来るまで定期人事を止めろ」という圧力を受けたと主張しています。

 「3級以下の下位職だけにしろ」「大統領室への事前報告と承認」など、違法なガイドラインもあったと言いました。

 (仁川国際空港公社の李鶴宰社長)

 「それでも法と原則にのっとって人事を行うと、『大統領室は非常に不快に思っている』と露骨に不快感を伝えてきました」

 李鶴宰社長は国土交通部と空港公社の職員たちも苦しんでいると言った上で、「いっそのこと私を解任せよ」と言いました。

 李大統領は昨年の業務報告で、「ドル紙幣をしおりのように本に挟んで違法に外貨を持ち出したケースなどがある」として、そうした外貨の違法持ち出しを検査する方法を問いただすなど、李鶴宰社長を公の場で叱責(しっせき)しました。

 (李在明大統領〈昨年12月〉)

 「本当に答弁が長いですね。できるかどうか聞いているのに、やたらに話がそれていますね」

 その後、各部処(省庁)の業務報告時には駐車代行サービスを巡り、国土交通長官と李鶴宰社長が舌戦を繰り広げたこともありました。

 (仁川国際空港公社の李鶴宰社長〈今月14日〉)

 「駐車問題はほとんどがこの政策で解消できます。肯定的な面を見ずに、すぐに監査をして施行できないようにするのは問題がある」

 (金潤徳〈キム・ユンドク〉国土交通長官)

 「国民の目線で耳を傾ける姿勢を優先した方がいい」

 李大統領は20日の国務会議(閣議)で、一部公共機関長の報告態度を指摘して「訓戒しなければならない」と言いましたが、李鶴宰社長を念頭に置いているという見方があります。

 (李在明大統領)

 「どことは言いませんが、それはちょっと厳しく訓戒しなければなりません。こういう所には、できる制裁をするようにしてください」

 国土交通部は李鶴宰社長の主張に対して「一部役員の退任人事案などに対して慎重なアプローチが必要だという趣旨の意見を述べた」と説明、違法介入は事実ではないと反論しました。TV朝鮮、チェ・ミンシクがお伝えしました。

(2026年1月20日放送、TV朝鮮『ニュース9』より)

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