▲写真=UTOIMAGE

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が「運営実態が不十分だ」とかつて厳しく叱責(しっせき)した咸鏡北道鏡城郡の温堡労働者休養所を再び訪れ、リニューアルの成果を称賛した。朝鮮中央通信が21日に報道した。

【写真】女湯を視察する金正恩総書記

 報道によると、金正恩総書記は20日、温堡労働者休養所の完工式に出席したとのことだ。同休養所は天然記念物の温堡温泉一帯に造成された北朝鮮最大規模の温泉施設で、金正恩総書記が2018年7月に「総合的な文化休息基地、治療奉仕基地」に変えるよう指示した後、工事が行われていた。

 金正恩総書記は休養所を見学した後、「各区画が実用的かつ調和するように配置され、建築のあらゆる要素が周辺の自然環境になじむよう構成されている」と言った。その上で、「数年前、ここに来た時…非文化的で非衛生的な運営実態を深刻に批判した時のことが思い出される」とかつての状況に自ら言及した。

 また、「今日、このように人民の立派な休養奉仕基地として再び改建された休養所を見ると、本当にやりがいのある仕事をまた一つ成し遂げたという誇りが生まれる」と述べた。

 朝鮮労働党の李日煥(イ・イルファン)宣伝秘書は完工式で、「温堡地区の新たな転変は、元帥様(金正恩総書記)がここを訪れた2018年7月、あの日から始まった」と語り、金正恩総書記が当時、古い施設やサービス環境をめぐって「厳しい警鐘を鳴らした」ことを強調した。

 金正恩総書記は2018年の指導時、「魚の水槽よりもひどい」「本当に汚らしい」「このように情けない管理運営をすれば、首領様(金日成〈キム・イルソン〉主席)と将軍様(金正日〈キム・ジョンイル〉総書記)の業績を台無しにし、罪を犯すことになる」と激しく批判していた。

 金正恩総書記は今回の視察で、温堡労働者休養所が来月中に開業できるように運営準備を終えるよう指示した。第9回朝鮮労働党大会が来月開かれるとみられている中、開業時期を党大会の日程に合わせる狙いがあるものと考えられている。

チョン・アイム記者

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