北朝鮮総合
5年に1度の北朝鮮党大会 2月開催予想も動きなし=来週発表か
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮最大の政治行事とされる朝鮮労働党大会が年初に開催されると予想されていたが、依然として具体的な動きは確認されておらず、日程は不透明なままだ。
韓国の情報機関、国家情報院は昨年の国会報告で、第9回党大会の開催時期を2月初めと予測し、韓国政府当局も2月上中旬を有力視している。このため、来週の北朝鮮メディアの報道に関心が集まっている。
5年ごとに開かれる党大会は、北朝鮮の最上位の意思決定機関だ。今後5年間の国政指針や対外政策の方向性を定める最大規模の政治行事となる。
先月に開かれた朝鮮労働党の中央委員会総会では、党大会準備委員会の構成や、大会に提出する党規約改正案の作成、代表者の選出方法などが議論された。議題や組織問題などの点検が行われ、本格的な準備態勢に入ったとみられるが、日程は公表されなかった。
北朝鮮は党大会の開催日程を、直前まで明かさないのが通例となっている。2016年の第7回大会時は、開会の9日前にあたる4月27日に「5月6日開会」と報じた。2021年の第8回大会では、約1週間前に「1月上旬」に開くと予告した。
第9回党大会が2月上中旬に開かれるのであれば、過去の例からみて、近く日程を確定するための党の政治局会議が招集されたり、代表選出に関連する報道が出たりする可能性が高い。
一方、北朝鮮は建設事業を完了させたり、幹部を刷新したりするなど、党大会に向けた実績作りと体制の引き締めに拍車をかけている。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は今月20日、基幹産業の設備生産工場の完工式で、幹部らの「無責任さ」を叱責(しっせき)し、事業を担当した副首相をその場で解任した。
金氏が力を入れる地方経済活性化策に基づき建設が進められてきた地方工場や観光施設も続々と完成している。北朝鮮は産業施設が完成するたびに、第9回党大会に向けた成果であることを強調している。
金氏は昨年11月、南東部の江原道・淮陽で開かれた発電所の完工式に出席し、同発電所は「党大会にささげる贈り物」と言及しており、こうした建設事業の成果を自身の経済政策の功績としてアピールするとみられる。