◇トランプ氏の対韓関税引き上げ表明に「冷静に対応」 大統領府

 韓国青瓦台(大統領府)の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は27日、トランプ米大統領が韓国に対する自動車関税や「相互関税」を15%から25%に引き上げると表明したことについて、「関税合意の履行意思を米側に伝える一方で、冷静に対応していく」との方針を明らかにした。トランプ氏はSNSへの投稿で、韓国国会が両国間の関税合意履行に必要な法的手続きを進めていないとして、韓国から輸入する自動車や木材、医薬品への関税や相互関税を合意以前の25%に引き上げると表明した。姜氏は「関税引き上げは連邦官報掲載など行政措置が取られた後に発効する」とし、SNSのメッセージで関税が引き上げられるわけではなく、米側の真意やトランプ氏の発言の背景などを把握し、慎重に対応する考えを示した。青瓦台は金容範(キム・ヨンボム)政策室長と魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長の主宰で関係官庁が参加する対策会議を開催した。

◇北朝鮮が弾道ミサイル数発発射 党大会前に武力誇示か

 韓国軍の合同参謀本部は27日、北朝鮮が同日午後3時50分ごろ、平壌の北方から朝鮮半島東の東海上に弾道ミサイル数発を発射したと発表した。北朝鮮は4日に東海上に向けて弾道ミサイルを発射している。今回の発射が弾道ミサイルと正式に判明すれば、今年に入って2回目となる。北朝鮮は来月の開催が予想される5年に一度の党大会を前に内部の結束を強化する一方、対外的に存在感を誇示するために武力示威を行ったと分析される。

◇李海瓚元首相が無言の帰国 弔問の国会議長「遺志引き継ぐ」

 訪問先のベトナム・ホーチミンで急死した李海瓚(イ・ヘチャン)元首相の遺体を乗せた大韓航空機が27日朝、仁川国際空港に到着した。故人の祭壇が設けられたソウル大病院の葬儀場には、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長、金民錫(キム・ミンソク)首相、与党「共に民主党」の鄭清来(チョン・チョンレ)代表などが弔問に訪れた。禹氏は弔問後、記者団に対し「(李氏は)わが国の民主主義の生き証人であり、歴代の民主政権樹立に大きく寄与された方」とし、「民主主義の巨星が他界し、とても残念だ。国を立て直し、弱者をきちんと守る政治が故人の遺志だった。われわれがしっかり引き継がなければならない」と強調した。

◇28日に尹前大統領妻の判決公判 地裁が生中継認める

 ソウル中央地裁は、資本市場法違反や政治資金法違反などの罪に問われた尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告の28日の判決公判について、放送局が申請した中継放送を許可したと発表した。判決公判は地裁の機材で撮影し、放送局にリアルタイムで送出される。技術的な問題で一部遅延する可能性もある。金被告は2010~12年に輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作に関与し、8億1000万ウォン(約8640万円)相当の不当な利益を得た罪(資本市場法違反)などで昨年8月に起訴された。

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