▲イラスト=UTOIMAGE

 「脱毛予防用の帽子をかぶれば、かつらをかぶる必要がなくなる」

 商用化されれば、このようなキャッチコピーが付きそうなウェアラブル(着用型)脱毛治療技術が開発された。

【概念図】脱毛予防OLED技術

 韓国科学技術院(KAIST)は1日、香港科技大学と共同で特殊有機発光ダイオード(OLED)基盤の脱毛予防機器を開発したと明らかにした。帽子の中に付けることができる、布のように薄くて柔軟なOLEDから730-740ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)帯域の近赤外線を放出し、毛のう細胞老化を抑制するというものだ。

 研究チームは同細胞に近赤外線OLEDの光を当てた場合と当てなかった場合で比較実験した結果、対照群に対する細胞老化が約92%抑制されたとしている。ただし、今回の実験は細胞レベルで行われたもので、まだ動物実験や人間対象の臨床段階には至っていない。

 これまでの脱毛治療用機器はヘルメット型構造で身に着けるには不便で、発光ダイオード(LED)やレーザー基盤の点光源方式を使用していたため、頭皮全体に光を均等に当てるのには限界があった。

郭守根(クァク・スグン)記者

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