【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が3月21日にソウル中心部の光化門広場で開催する公演「BTS THE COMEBACK LIVE|ARIRANG」を巡り、ソウル市は27日、副市長らによる3回目の対策会議を開き、対応計画を点検した。

 当日は国内外から26万人以上の来場が見込まれることから、混雑が予想される場所に多数の警備員を配置し、時間帯ごとに人の出入りを制限・誘導して特定の場所に過度な密集が発生するのを防ぐ方針だ。また来場者の女性の割合が高いことを考慮し、周辺の公共施設や協力店舗などのトイレ約900基を確保したうえで、女性専用の移動式トイレを増設する方針だ。

 ほかに万一の事態に備え、消防・救急態勢を強化するほか、緊急車両や避難者のための通路を確保する。

 さらに、都市データや防犯カメラの映像をリアルタイムで活用。現場の混雑状況を常時モニタリングし、事故の未然防止に努める。

 事故を防ぐための事前点検も徹底する。光化門広場や世宗大路周辺など混雑が予想される箇所の歩道や路面施設、工事現場周辺などを対象に危険要素をあらかじめ取り除く。

 当日は通信量の急増により現地での情報確認が難しくなる恐れがあるとして、交通規制や救護所の位置などを確認できる専用サイトを来月11日に開設する。サイトは日本語を含む4カ国語で提供する。現場には外国語での対応可能な案内スタッフも配置する。

 さらに、宿泊料金のつり上げや不当な請求を防ぐため、周辺の宿泊施設や飲食店を対象にした巡回点検を実施する。現場で即座に通報できる「ぼったくり申告用QRコード」も導入し、不当な請求に対応する方針だ。

 副市長は「今回の公演は世界中のファンがソウルを訪れる大規模な催しであるだけに、市民の安全を最優先に準備してきた。安全で品格あるソウルの姿を見せたい」と強調した。

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