▲務安国際空港の空港消防隊裏に保管されている旅客機の残骸を調査する韓国国土交通部(省に相当)、航空鉄道事故調査委員会、全羅南道警察庁科学捜査隊の関係者。3月12日撮影。/聯合ニュース

 2024年12月29日に務安国際空港で発生した済州航空旅客機事故の遺族協議会によると、韓国国土交通部(省に相当)、航空鉄道事故調査委員会、全羅南道警察庁科学捜査隊は13日の再調査で現場から犠牲者のものとみられる歯1個、骨の微小なかけら30点、スマートフォン1台などを追加で回収したという。

【写真】務安空港の階段を埋め尽くした追悼メッセージ

 2月12日から始まった再調査で同日までに回収された遺体の一部は64点に上る。うち9点は7人の犠牲者のものと確認され、残りも現在鑑識が行われている。遺品は707点、スマートフォンも5台回収された。

 遺体の一部が相次いで発見されたことを受け、遺族らは当局による事故直後の回収作業が不十分だったとして責任者の処罰を要求している。李在明(イ・ジェミョン)大統領も前日、事故対応の責任者に厳しく責任を追及するよう指示した。

 遺族会は「大統領自ら責任者の処罰と徹底した遺体の回収を約束した。今回の追加調査を形だけで終わらせることなく、真実を解明するきっかけにすべきだ」と訴えた。

 また遺族らは「航空鉄道事故調査委員会は遺族らとの協議を経ず残骸を回収した」として同委員会に対する捜査を要求しており、さらに盛り土設置に関する規定違反を巡る真相解明、遺体回収の具体的な方策、犠牲者の丁重な扱いなどの対策も事故直後から要求してきた。

 事故原因に加え、関係機関による対応に問題がなかったかなどを調べている警察の特別捜査チームは同日、国土交通部の家宅捜索を行った。その後務安国際空港で行われた遺族らとの話し合いの席で捜査チームを率いるチョン・ソンハク団長は「必要な範囲で今後遺族にも捜査状況について説明していきたい」とした上で、強制捜査や被疑者に対する聴取などを通じて迅速に捜査を進めていく方針について説明した。

チョン・ウンア記者

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