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 慶尚北道盈徳郡盈徳邑の昌浦風力発電団地に設置された風力発電機19号機のブレード(羽根)で火災が発生し、作業員3人が死亡した。2月2日にも同団地内で風力発電機が倒壊し道路をふさぐ事故が発生していた。

【写真】風車のブレードから出火

 慶尚北道消防本部や盈徳郡などが23日に発表した内容によると、同日午後1時11分ごろに風力発電機で火災が発生し、当時ブレード内部で亀裂の点検と修理を行っていた整備請負業者の作業員3人が遺体で発見されたという。3人は42歳、58歳、45歳で遺体はいずれも発電機内部で見つかった。

 消防署によると、1人の作業員が午後2時34分ごろに発電機内部の一番下の階で見つかった。行方不明になっていた残り2人は午後4時33分ごろ、火災で落下したブレード内部で見つかった。風力発電機のブレード内は成人男性が両腕を広げても余裕があるほどの空間が確保されている。

 消防署、警察、山林当局などはブレードの残骸などの落下による被害防止と山林などへの延焼を防ぐため、11機のヘリと消防車50台を投入し、148人体制で消火作業や道路の通行止めなどを行った。

 火災が発生した風力発電団地には24機の風力発電機が設置されている。うち21号機で2月2日に支柱が折れて倒壊する事故が発生したため、現在全ての風力発電機が稼働を中断している。その後電力会社の盈徳風力が独自の調査を行い、さらに合同調査などを経て再稼働について判断する予定だった。

 今回火災が発生した風力発電機は19号機で、デンマークに本社を持つ風力発電機メーカーのベスタスが製造・設置した。発電容量は1.65メガワット、高さ78メートル、ブレードの長さは40メートルに達する。19号機も当日の作業時には稼働を中断していた。

 警察の関係者は「現在正確な事故原因を調査中」とコメントした。

クォン・グァンスン記者、イ・スンギュ記者

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