▲李在明(イ・ジェミョン)大統領 写真=聯合ニュース

 李在明(イ・ジェミョン)大統領が29日、警察が独裁政権時代に拷問やスパイ工作などの功績で表彰された関係者らの勲章取り消しに着手したことについて「遅すぎる感は否めず嘆かわしいが、当然の措置だ」と述べた。

 李大統領は同日、交流サイト(SNS)「X(旧ツイッター)」の自身のアカウントに「拷問や事件の捏造(ねつぞう)、司法殺人といった最悪の国家暴力犯罪者たちに与えられた勲章・褒賞の剥奪は、遅すぎる感は否めず嘆かわしいが、当然の措置だ」と投稿した。

 韓国警察庁は「1945年の創設以降、警察官に授与された政府褒賞や大統領・首相表彰の約7万件の功績事由を全て把握している」と明らかにした。

 この措置の対象は国の公権力を不合理に行使した事例だ。

 一例として、「拷問技術者」と呼ばれた李根安(イ・グンアン)元京畿道警察公安分室長は、生前に贈られた玉条勤政勲章は剥奪されたが、首相表彰などは有効な状態であると伝えられている。

 李大統領は「国家暴力犯罪の刑事公訴時効と民事消滅時効排除法も必ずや推進する」と述べた。

 さらに、「本日、最悪の国家暴力事件である済州島4・3事件の墓参に向かう。訳も分からないまま、理由もなく竹やりで刺され、カービン銃で撃たれ、生き埋めにされて亡くなった人々のご冥福を祈る」と語った。済州島4・3事件は、米軍政の支配下にあった1948年4月3日、済州島の島民らが武装蜂起し、軍や警察が鎮圧を名目に多くの島民を虐殺した事件だ。

 その上で「二度と韓国でこのような悲劇が起こらないようにする」とも言った。そして、「非正常の正常化」「国家暴力犯罪時効排除」という言葉をハッシュタグとして付けて投稿した。

チェ・ジウォン記者

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