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李大統領 エネルギー問題で「緊急財政命令」も辞さず
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は31日の閣議で、米国・イスラエルとイランの軍事衝突によるエネルギーの需給不安について「必要であれば憲法で定められた緊急財政命令を活用することもできる」と述べた。
李大統領は、「対策を考える際に通常の手続きに頼る傾向があるが、より先制的かつ果敢な対応が必要だ」と述べ、必要であれば立法も行うべきだとの考えを示した。
緊急財政命令は憲法第76条で定められた大統領固有の権限で、「内憂・外患・天災・地変または重大な財政・経済上の危機」など、緊急の措置が必要で国会での手続きを待つ余裕がない場合に大統領が法的効力を持つ命令を出すことができる制度だ。
ただ、実際に施行された事例はごくまれで、李大統領の発言はこのような大胆な対策も辞さない構えであることを強調するものと分析される。
李大統領はまた、各官庁に対して担当品目の動向を毎日詳細にモニタリングするよう指示するとともに、尿素水、ヘリウム、アルミニウムなどの主要原材料については戦時物資に準ずるレベルで厳格に管理するよう要請した。