▲2次石油最高価格制が施行されて4日目の3月30日、ソウル市内のガソリン価格が1リットル当たり1900ウォン(現在のレートで約200円)を突破する中、ソウル市内のスタンドに石油価格情報が表示されている様子。

 【NEWSIS】最近、ユーチューブやソーシャルメディアの一部で「蔚山に備蓄されていた石油90万バレル(約14万3000キロリットル)が中国を経て北朝鮮に持ち出された」との疑惑が広がっているが、産業通商部(省に相当。産業部)は「フェイクニュース」だとして全面否定した。

【写真】韓国国内で保管中の国際共同備蓄原油 イラン戦争後90万バレルを海外に販売していた

 産業部は30日に報道参考資料を通して「事実ではないことをはっきりと表明する」「フェイクニュースで政府の信頼性を毀損(きそん)し、国民を混乱させる行為であるだけに、政府はあらゆる措置を活用して厳正かつ断固たる対応をする」とコメントした。

 産業部は最近、海外企業A社が、蔚山の石油備蓄基地に保管していた国際共同備蓄石油90万バレルを海外に販売したことを確認した。

 この件を巡り産業部は、韓国石油公社に対する監査に着手したところだ。石油公社が優先購入権を即時行使しなかった、と判断したのだ。

 国際共同備蓄事業は、産油国など海外企業の石油を石油公社の遊休備蓄施設に貯蔵し、施設使用料などで収益を上げている。非常時には優先購入権を行使して韓国国内での需給の安定にも寄与する。

 原油90万バレルの流出を巡っては、ユーチューブなどで「中国を経由して北朝鮮に流出した」とする主張が出回っている。

ソン・チャミン記者

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