「米国の名門大学の人脈を利用して寄与編入学(高額寄付者の親族を入学審査で優遇する制度。レガシー・アドミッション)させてあげる」と言って8億ウォン(現在のレートで約8390万円。以下同じ)以上を騙し取った男に対し、懲役刑が確定した。

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 法曹関係者が1日に明らかにしたところによると、大法院(最高裁)2部(主審:厳相弼〈オム・サンピル〉大法官〈最高裁判事〉)は、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺等の容疑で起訴された被告に対して計1年10カ月の懲役を言い渡した原審判決を確定させた。

 被告は、2018年5月から12月にかけて「寄与編入学させてあげる」と称して入学希望者の保護者から計8億5000万ウォン(約8910万円)をだまし取った疑いで起訴された。

 被告は、デートアプリを通して知り合った人物に、自分の別の詐欺事件の裁判に証人として出廷して虚偽証言するようそそのかした罪(偽証教唆)にも問われた。

 一審は詐欺罪で懲役2年、偽証教唆罪で懲役8カ月をそれぞれ言い渡した。

 控訴審は被告の量刑不当の主張を受け入れ、詐欺罪について懲役1年6カ月、偽証教唆罪について懲役4カ月へとそれぞれ減刑した。

 裁判部は「この犯行は非難可能性が高く、完全な被害回復も行われなかった」としつつ、だまし取ったカネの一部を返還し、被害者が処罰を望んでいないことを有利な情状として考慮した。

 被告はこれも不服としたが、大法院は上告を棄却した。

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