政治総合
ペットボトルに焼酎移し替え…李在明大統領の公訴取り消し目指す韓国与党の「検証」を野党が批判「23分じゃ無理」
【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党・共に民主党が主導する「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権政治検察操作起訴疑惑事件 真相糾明国政調査特別委員会」は、大手下着メーカー・サンバンウルによる北朝鮮への違法送金事件に関連し、いわゆる「サーモン飲酒パーティー」の現場を検証するとして、水原地方検察庁を訪れました。与党議員らは近くのコンビニエンスストアで焼酎を買い、ミネラルウオーターのペットボトルに入れて、サンバンウルの法人カードの購入履歴を検証したと言います。与党は新たな事実が明らかになったかのように「確認した」と言いましたが、野党は「リアリティーのない小説だ」と言っています。いったい何が新たな事実なのかは、もう少し様子を見てみなければならないようです。ハン・ソンウォン記者がお伝えします。
【写真】空のペットボトルに焼酎を注ぐ様子
(記者リポート)
国政調査特別委員会所属の共に民主党議員たちが、水原地方検察庁前のコンビニエンスストアに入りました。
「これだけ買えばいい? そしてたばこ」
しばらくして、ミネラルウオーターと焼酎、たばこを買って出てきました。
ミネラルウオーター3本を空にし、空のボトルに焼酎4本を注ぎ入れます。
(共に民主党の朴省俊〈パク・ソンジュン〉議員)
「3本がいっぱいにならないんです。だから、すぐにまた1800ウォン(約190円)の焼酎を買いに行ったんです。それで、これをいっぱいにします」
そして、いわゆる「サーモン飲酒パーティー」疑惑の当日の、サンバンウルの法人カード購入履歴を確認したと言いました。
(共に民主党の李建台〈イ・ゴンテ〉議員)
「こうすれば明らかじゃないですか? 検証まで済みました」
議員たちはさらに、サーモン飲酒パーティーの会場とされている1313号検事室やその向かいの倉庫などを見た上で「酒を飲んではしゃいでも、何が起こったのか分からない条件(がそろっている)」と主張しました。
(水原地方検察庁の金載赫〈キム・ジェヒョク〉人権保護官)
「(1313号)検事室は空室です。一部、机があるという状況です」
(共に民主党の朴善源〈パク・ソンウォン〉議員)
「(検事室)完成していないのではなく、1313号の元の状態を毀損(きそん)したんでしょ」
最大野党・国民の力は「リアリティーのない小説だ」と反論しました。
当時、コンビニエンスストアのカード決済時間は午後6時37分でしたが、7時に現場に到着した李華泳(イ・ファヨン)元京畿道平和副知事側の薛周完(ソル・ジュワン)弁護士は「においなど飲酒パーティーの状況はなかった」と述べました。
23分間で焼酎4本と食事を取り、さらに換気までするのは不可能だということです。
(国民の力のナ・ギョンウォン議員)
「果たしてこれがタイムライン上、可能でしょうか? 小説を書くにしても、あまりにもひどすぎる…理由はただ一つです。大統領の罪を消すこと、大統領の公訴を取り消すことです」
午後、国会で再開された特別委員会において、与党は西海(黄海)公務員射殺事件も「捏造(ねつぞう)捜査だ」と主張しましたが、野党は「文在寅(ムン・ジェイン)政権の主張(同事件の公務員が北朝鮮に亡命しようとして射殺されたという主張)に責任を取らなければならない」と反論しました。TV朝鮮、ハン・ソンウォンがお伝えしました。
(2026年4月9日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)