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旧統一教会金品授受疑惑 韓鶴子総裁と共に民主党議員、時効で不起訴に
【TV朝鮮】(アンカー)
もしかしてと思っていたらやはり-そんな言葉が出ます。旧統一教会金品授受疑惑を捜査してきた検察・警察合同捜査本部(合捜本)が、進歩(革新)系与党「共に民主党」の田載秀(チョン・ジェス)議員と韓鶴子(ハン・ハクチャ)世界平和統一家庭連合総裁などを不起訴処分にしました。公訴時効が過ぎたとか、証拠が十分でないなどの理由を付けましたが、先の保守系最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)議員の事例とはあまりに違いすぎる、という指摘が一部から出ました。まずはキム・イェナ記者のリポートです。
【写真】車いすで移動する旧統一教会の韓鶴子総裁
(記者リポート)
合同捜査本部は先月19日、発足から72日が経過してようやく、旧統一教会からブランド品の時計や現金を受け取った疑いが持たれている田載秀議員を初めて出頭させました。
(田載秀/共に民主党議員〈先月19日〉)
「本当にやることが多いですが、残念に感じる時間が続いています。早く結論が出ることを期待します」
田議員に対する事情聴取からわずか3週間で、合捜本は田議員の贈収賄および政治資金法違反容疑について、いずれも不起訴処分にしました。
田議員は2018年8月21日に旧統一教会の施設「天正宮」を訪れた際、785万ウォン(現在のレートで約84万円。以下同じ)相当のカルティエの時計を受け取ったと疑われていますが、3000万ウォン(約322万円)未満の賄賂の場合、公訴時効は7年で、昨年8月に時効が完成していたのです。
田議員は、時計のほか現金を受け取った疑いもありましたが、合捜本は「受け取ったかどうかや金額を特定する根拠を見つけ出せなかった」と表明しました。
金品を渡したと目される、韓鶴子総裁をはじめとする旧統一教会側の関係者たちと、それぞれ金品3000万ウォンを受け取った疑いが持たれている林鍾聲(イム・ジョンソン)、金奎煥(キム・ギュファン)元議員も、公訴時効が完成したとか証拠が無いなどの理由で起訴を免れました。
他方、昨年末に警察の家宅捜索に備えて、釜山にある田議員の選挙区事務室にあるパソコンのハードディスクを捨てた疑いが持たれている補佐陣4人については、証拠隠滅容疑で在宅起訴されました。テレビ朝鮮のキム・イェナがお伝えしました。
(2026年4月10日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)