▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】韓国で活動している元ミス・イランのモデル兼ユーチューバー、ホダ・ニクさんが、イランに対し人道支援するという韓国政府の決定に「イラン国民のためには使われない」と反対意見を表明した。

【写真】ホダ・ニクさん

 ホダ・ニクさんは15日、交流サイト(SNS)の自身のアカウントに「この時期にイランにお金を送れば、そのお金は国民ではなく4万人を虐殺した独裁政権に渡り、テロや武器購入に使われる」「そのお金は1ドルたりとも一般市民に渡ることはない。テロを堂々と支援する行為には反対だ」と主張した。

 そして、「イラン国民は47年間にわたりこの政権がなくなるのを待ち続けてきた。自分では消せない独裁政権を外部の攻撃により倒そうとしている状況の中、被害を覚悟して耐えている」「イランの人々は金銭や支援が必要なのではなく、自分たちの名の下にこの政権に何らかの支援が届かないよう望んでいる」と語った。

 また、「この政権がすぐに消え去り、人々が望む新政権の誕生する可能性もあるが、その時、現在のようにイラン政権と近い国でなければ今後は互いに良好な関係を築き、多くの利益を分かち合うことができるだろう」「どんな支援であっても、この政権に渡れば結局は武器になってしまう。底の抜けたツボに水を注ぐのは、韓国にはふさわしくない行動だ」とも書いた。

 韓国政府は14日、「イランに対し、国際赤十字委員会(ICRC)を通じて総額50万ドル(約8000万円)の人道支援を提供すると決定した」と発表した。米国・イスラエル対イランの戦闘が始まって以来、初めての人道支援決定だ。

 ホダ・ニクさんはこれまでもイランの現政権に反対するデモに参加してきた。米国とイスラエルがイランを攻撃した際も、ホダ・ニクさんは「戦争を心から喜ぶ人は誰もいないと思う」としつつも「しかし、イランの国民たちはこの47年間、あまりにも多くの苦しみに耐えながら、何度も現政権と共存しようと努力してきた」と語った。

 さらに、イラン政府については「資源が非常に豊富な国であるのにもかかわらず、政府はその富を自分たちのためだけに使ってきた」「国民たちは何度も抗議し、声を上げたが、そのたびに最も残酷な暴力により鎮圧された」と批判した。

キム・ヘギョン記者

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