▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】最長で500年生きるとされる希少な深海魚、グリーンランドシャークがアイルランドの海岸で発見された。

【写真】アイルランドで発見されたグリーンランドシャークの死骸

 4月14日(現地時間)のニューヨーク・ポストによると、アイルランド・スライゴ県フィニスクリンビーチを散歩していた市民が、最近海岸に打ち上げられたサメの死骸を発見した。この個体は同地域で初めて確認されたグリーンランドシャークの座礁事例として記録された。

 発見当初、このサメは外見が似ているニシオンデンザメと誤認され、アイルランドの海洋保全団体「アイルランド・ホエール・アンド・ドルフィン・グループ」に通報された。その後の調査でグリーンランドシャークであることが確認され、同団体はこれを「非常に珍しく興味深い座礁事例」と評価した。

 今回発見された個体の体長は約2.9メートルで、専門家は年齢を約150歳と推定当たるる。特に発達した交尾器官が確認されたことから、成熟期に近い個体であった可能性が指摘されている。ただし、この種は最大で500年生存するとされており、150歳は比較的若い個体に当たる。

 グリーンランドシャークは北極海および北大西洋の冷たく深い海域に生息する深海性の魚類で、通常は水深約2000メートル以上の環境で確認される。そのため人間が直接観察できる機会は極めて少ない。

 このサメは最大6メートル以上に成長する大型種で、魚類や小型のサメ、アザラシなど、さまざまな海洋生物を捕食することで知られている。ただし、生息環境の特性上、人間に危害を加えるケースはほとんどない。

 なお発見された死骸は、追加調査のため自然史博物館へ移送された。専門家は今回の事例が、深海に生息する長寿生物の生態研究において貴重な機会になるとみている。

キム・ヘギョン記者

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