▲イラスト=UTOIMAGE

【NEWSIS】妊娠22週(妊娠6カ月)でボストンマラソンを完走した英国人女性が世界の注目を集めている。

 英BBC放送やピープルが先日報じた。それによると2024年パリ五輪英国代表だったカリ・ハウガーサッカリー選手(33)は4月20日に行われたボストン・マラソンで2時間43分58秒で完走し65位に入った。これは個人としてはベストに比べて20分以上遅かったが、ハウガーサッカリー選手は今回のレースについて「過去の実績よりもはるかに意義深く感じる」と述べた。

 ハウガーサッカリー選手は現在妊娠22週で、今年8月に出産を控えている。今回のマラソンは妊娠後3回目のチャレンジで、昨年12月のホノルル・マラソンは妊娠を知らずに出場し優勝した。その後妊娠8週で出場したヒューストン・マラソンでも2時間24分17秒で優勝した。

 今回のボストン・マラソン完走は決して楽ではなかった。ハウガーサッカリー選手は8キロ地点と17キロ地点で座骨神経痛により2回治療を受け、一時は右脚が動かなくなるほど痛みを感じたという。また妊娠の特性上、競技中に2回トイレを利用した。幸い後半に入るとペースを回復し、完走できた。ハウガーサッカリー選手は「後半は完璧だった。体のバランスが取れたように感じた」と述べた。

 ハウガーサッカリー選手は妊娠中のマラソン出場について「練習をやめて目標がない状態には慣れていない。医療スタッフと相談し、自分の体の状態をしっかりと把握して競技に臨んだ」と述べた。ハウガーサッカリー選手は「母親でありながら同時にエリート・アスリートになれることを示したかった」「今後いかなる目標でも怖くないだろう」と力強く語った。

 その一方でハウガーサッカリー選手は「妊娠中のマラソンは回復までに非常に多くの時間がかかる」として「当分はマラソンに出場する予定はない」との考えも示した。

キム・スビン記者

ホーム TOP