【TV朝鮮】(アンカー)

 投票用紙不足もとんでもない事件でしたが、足りない投票用紙を運ぶ過程もまたひどいものでした。選管は、大した保安措置もなく紙のバッグや透明なジップバッグにどさりと入れて運びました。「ざる入り投票用紙」に続いて「ジップバッグ入り投票用紙」という傷がまた一つ生じてしまいました。アン・ヘリ記者のリポートです。

【写真】通し番号未記載の投票用紙が紙袋やチャック付きポリ袋で搬入される様子

 (記者リポート)

 投票用紙が尽きてしまった投票所内は、一瞬で修羅場に変わりました。

 「あらかじめ認識して持ってきておくべきなのに、これは何事ですか。今の時間、もう6時ですよ?」

 焦った選挙管理委員会が、近くの投票所から余分な用紙を緊急輸送したのですが、白い紙袋から投票用紙をどさっと取り出しています。

 お粗末な投票用紙の輸送方法に、市民は一斉に怒りを爆発させます。

 (ソウル市松坡区の住民)

「警察の立ち合いの下で移動とかすべきなのに、行ったり来たりして、これは何事だ、これは。投票用紙を選管職員が勝手に持ち歩いてるのか?」

 別の投票所では、透明なビニールのジップバッグに入った投票用紙が届いた例もありました。

 銅雀区では、投票箱移送ルート離脱という問題も起きました。

 永登浦地域の期日前投票箱を銅雀区の城南高校にある開票所へ移送中でしたが、車両3台のうち1台が指定されたルートを離脱するという事件が起きたのです。

 一部の車両に積んであった期日前投票箱の封印紙まで破損していて、期日前投票箱の開票が中止され、4時間後にようやく再開されました。

 (ソウル市銅雀区選挙管理委員会の関係者)

「開票に、全ての参観人も、後ほど全て同意なさったものと理解しており…」

 「ざる」で投票用紙を運んで物議を醸した2022年大統領選挙や、過去の大統領選挙で投票用紙を外部に搬出して放置した問題に続き、選管の不十分な選挙管理がまたしても素顔をあらわにしました。テレビ朝鮮のアン・ヘリがお伝えしました。

(2026年6月4日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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