▲孫賢宝(ソン・ヒョンボ)牧師/写真=NEWSIS

 米ホワイトハウスと国務省の幹部らが7日に釜山市内のキリスト教会(世界路教会)を訪問し、孫賢宝(ソン・ヒョンボ)牧師ら教会関係者と面会した。米政府関係者らは今年2月にも韓国のキリスト教会牧師らと面会し意見交換を行ったが、その際には与党などが政教分離原則や公職選挙法に違反した非営利法人の設立許可取り消しを可能とするために提出したいわゆる「宗教法人解散法(民法改正案)」、また現政権が制定を目指す「包括的差別禁止法」などについて意見交換が行われたという。

【写真】釜山市内の世界路教会で日曜礼拝に参加した米ホワイトハウスと国務省の関係者たち

 今回世界路教会を訪問したのはホワイトハウス信仰事務局のベルシス・ロメロ連絡官、国務省民主主義・人権・労働局のライリー・バーンズ次官補とジュリー・ターナー同副次官補代行兼北朝鮮人権特使などだ。ホワイトハウス信仰事務局は「国内と海外であらゆる人々の宗教の自由保護」を掲げるトランプ大統領の意向を受けて昨年新たに設置され、反キリスト教、反ユダヤ主義に対抗する政策などを主なミッションとしている。国務省民主主義・人権・労働局は毎年、国務省が発行する国別の人権報告書作成にも関与している。今回の訪問は1カ月ほど前に米国務省側から要請し実現したという。

 教会からは、孫賢宝牧師と「世界路ウナム・クリスチャン・アカデミー」の教頭を務める娘のソン・チャンミ氏、息子のソン・ヨングァン氏(蔚山大学教授)が面会に出席した。米政府関係者らと孫賢宝牧師らは約50分にわたり宗教の自由など韓国のキリスト教界が直面する問題について意見交換を行い、午前10時30分から1時間30分ほど行われた日曜礼拝にも参加した。

 米国のバンス副大統領は1月にホワイトハウスで金民錫(キム・ミンソク)国務総理(首相)と面会した際、2025年9月に孫賢宝牧師が事前選挙運動の容疑で拘束されたことについて「米国国内で懸念の声が上がっている」と伝えた。孫賢宝牧師はその後の一審で懲役6カ月執行猶予1年が宣告され釈放された。今年2月に来韓した米国務省のマイケル・ニーダム顧問(政策企画部長)も孫賢宝牧師と面会した際、韓国における「宗教の自由」の問題などについて意見交換した。このようにトランプ政権は宗教の自由を巡る問題に強い関心を示しているが、この点も今後の韓米関係に何らかの影響を及ぼしそうだ。

キム・ミンソ記者

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