樺太での朝鮮人虐殺を示唆する新資料公開

2012/08/15 13:21

旧ソ連当局の文書を初公開 「朝鮮人が突如5000人も減少…日本軍が虐殺した結果では」

 太平洋戦争の終戦直後、サハリンで暮らしていた朝鮮人の数が急減したのは、日本軍の虐殺によるものとする旧ソ連の公文書が14日に公開された。

 この公文書は、韓国の国家記録院がロシアのサハリン国立文書保存所から入手し公開したもので、1946年に旧ソ連が作成した人口報告書の草案だ。

 民生部門の人口調査の関係者が手書きしたこの報告書には「第2次世界大戦前、サハリンのエストル(恵須取。現在のウグレゴルスク)に..

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