旅客船沈没:「空白の7時間」 美容注射説に証拠なし

2017/02/27 09:17

 韓国国会は昨年12月9日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾訴追案を可決した際、セウォル号沈没事件当日のいわゆる「空白の7時間」問題を弾劾理由に含めた。朴大統領が事故当日、執務室ではなく官邸にとどまり、救助の指揮などを怠った点が国民の生命を守るという憲法上の義務に違反したというものだ。セウォル号事故当日の朴大統領の行動をめぐり、さまざまな憶測報道が相次いだことも一因だった。

■美容注射説

 朴大統領..

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