不細工な「恩津弥勒」、ついに国宝指定

2018/02/18 05:02

 「ネズミの婿選び」という韓国の昔話がある。ネズミの夫婦が年老いてから得た娘をこの世で最も立派な存在に嫁がせようと考えた。お天道様に聞くと「私を隠してしまう雲がいい」と言い、雲は「私を飛ばしてしまう風の方がましだ」と言った。そして風は「私がどんなに強く吹いてもびくともしないものがある。それは恩津弥勒(みろく)だ」と答える。

 恩津弥勒は「論山灌燭寺石造弥腕菩薩(ぼさつ)立像」の別称だ。灌燭寺が位置す..

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