「平壌、苦難の行軍当時よりも食料不足が深刻」

2020/08/04 08:59

北朝鮮消息筋「住民の間で危機感が広がっている」

 北朝鮮に対する制裁とコロナ封鎖措置の長期化で、北朝鮮の経済事情が時間のたつほどに悪化し、脱北者が再び増加すると同時に、平壌周辺でも物乞いをするコッチェビと呼ばれる幼い子供たちが再び出没し始めたことが3日までに分かった。住民の間では「このままでは苦難の行軍当時よりも食料がなくなる日が来るのでは」といった危機感が広がっているという。

 先日平壌に行ってきたという北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋は「最近は..

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