転覆漁船内のエアポケットで40時間耐え抜いた50代機関長を救助

2021/02/22 08:49

▲20日、慶尚北道浦項海洋警察署の救助隊員らが慶州沖で転覆した船に接近し、行方不明の乗組員の捜索作業を行った。写真提供=浦項海洋警察署

慶州沖で6人乗った船転覆…船尾側魚倉にいた50代機関長、奇跡的に救助

 慶尚北道慶州沖の海上で発生した漁船転覆事故で、乗組員6人が行方不明になったが、このうち1人は転覆した船内の「エアポケット(air pocket)」で40時間持ちこたえ、奇跡的に救出された。エアポケットとは、船舶が転覆した時、船体内部の空気が外に抜け出さずに残っている場所のことで、「最後の生命空間」と呼ばれている。

■「世界で最も住..

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